眞野美佐子 プロフィール

国立音楽大学声楽科卒業。

1977年を初めとし、14回のソロリサイタルを名古屋市(電気文化会館にて2回、内1回は国際芸術連盟主催)、岐阜市にて2回(サラマンカホール)、大垣市にて3回(文化会館)、彦根市(彦根市民会館)、大津市(びわ湖小ホール)、京都市(文化芸術会館にて1回、京都府民ホール・アルティにて2回)開催。また、元NHK交響楽団トランペット首席奏者・北村源三氏の「東京トランペットカルテット」との共演の他、東京をはじめとする各地におけるジョイントコンサートにも多数出演している。

 

1986年イタリア・シエナにおける夏期国際セミナーに参加し、ダニエルフェルロクラスにて研修。

特にイタリアと日本の歌に取り組み、古典から現代までの幅広い作品のプログラムでのリサイタルを重ね、曲に付された詩の内容を深く歌い上げる演奏は、独自の世界を創り上げている。

 

1996年京都府民ホール・アルティで行われた、川口耕平氏の伴奏によるリサイタルでは、氏の編曲構成による「歌と語りによる宮澤賢治の音楽」13曲を歌い、賢治の音楽の世界を世に紹介した。この時のライブ録音は国際芸術連盟よりCDとして制作され、NHKラジオ、テレビ朝日系番組、読売テレビ系番組に取り上げられ、全国に放送され、大きな反響を呼んだ。

 

一方、ヴォイストレーナー、合唱指導者としても活動し、柔らかな美しい響きの女声合唱の育成に力を注ぎ、多くの演奏会を催している。

 

2005年1月、岐阜県大垣市主催による「芭蕉生誕360年祭」において、川口耕平氏作曲「松尾芭蕉 奥の細道 六章」を演奏する。

 

故 西内静、故 内本実、故 上浪明子の各氏に師事。

日本演奏連盟会員、ムジカA国際音楽協会会員、美声会主催。

元・大垣女子短期大学教授、元・中部学院大学教育学部教授。

論文に「宮澤賢治の音楽をめぐって」「短期大学における声楽専攻学生の発声指導について」がある。

 

滋賀県彦根市在住

【美声会(みせいかい)】

美声会は眞野美佐子が主宰・指導する声楽研究会で、長年にわたり声楽を学ぶ方々と共に女声の美しい響きを求めて、発声法、歌唱法を研究し、音楽作品の芸術的探究を続けています。

研究の成果を演奏会の形で発表しています。

 

【女声アンサンブル 湖澄(こちょう)】

美声会の中で女声アンサンブルとして美しいハーモニーを追求しているグループです。

美しい響きの質の高い女声アンサンブルを目指して練習に励んでいます。